[純製ケータイアプリ]


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切符デ10

4つの数字から10になる式を作る頭の体操。

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【アプリ紹介】

今更こんなタイトルでスミマセン。4つの数字から10になる式を作る頭の体操です。
例:タイトル画面の切符「6 2 3 6」→ 6 * 2 / 3 + 6 = 10 …できた!(隣の18:28は発券時刻)
このアプリが他の類似アプリと違う点は、答えを見付けられなかったときに正解の一例を示してくれることです。他の類似アプリはユーザーが作った式を単に計算して結果を示すだけ。投げっぱなしです。10になる式が本当に作れるのかどうか、そこを示すアプリを見かけないのでこのアプリを作りました。
10以外の値を指定されたり、制限時間制で正解数を競うプレイモードもあります。詳しくはアプリ内のヘルプで!!

【作者コメント】

このアプリの初版完成は2005年、夏。ドコモのN505i、auのW11H(旧Java端末)で動いていました。その頃のケータイアプリのプログラム仕様(CLDC-1.0)ではfloat型が無く、小数の計算にはドコモ、au、ボーダフォン(当時)が独自に固定小数点クラスを提供していました。ところがこれらに互換性はなかったので、移植を楽にするため結局自分で固定小数点クラスを作りました。
それがこれです。→Fixed.java (Shift-JIS、TAB=4、拡張子は.txtに変えてあります)
十何年前にはアセンブラで固定小数点や浮動小数点の関数を組んだこともあり、それを懐かしみながらこのFixed.javaを作っていました。おかげで今、懐かしさ倍増です。

このアプリで技術的にやりたかったことは、固定小数点クラスを作ること、自動計算で正解を見付けること、の2つでした。狙い通りにできています。

このアプリをプレイして、「数字を並べ替えることはできないのか?」と言う人がいると思います。
技術的にはできますが、ワケあって並べ替えには対応していません。
一つ例を出しましょう。
4つの数字「8 3 2 9」が出題されたとします。これは加減乗除と符号反転(正の数←→負の数)だけでは10にできません。さらにカッコを使ってもできません。
しかし数字を並べ替えてよいなら10にできます。→ 8 / 2 - 3 + 9 = 10 (3と2を入れ替えた)
解答は一通りではなく別の計算式もあります。→ 8 * 2 + 3 - 9 = 10
このように「2,3,8,9」の4つの数字が出題された場合、すべて「8 2 3 9」に並べ替え、10にする事ができるようになります。4つの数字の組み合わせは(重複も数えるとして) 4 * 3 * 2 * 1 = 24通りありますが、並び替えによってそれらは1通りの出題と同じ事になってしまうのです。

0000〜9999の1万通りの出題のうち、符号反転なし/カッコなし/並び替えなしで10を作れる組み合わせは4349通り、符号反転ありだと5354通りです。出題の約5割で10が作れますが、これでプレイすると「10にできる式がほとんど無いな」と少なく感じます。
カッコありにすると6883通りになります。出題の約7割で10が作れ、「大体10が作れるけど、ときどき作れないかな?」と感じられる丁度よいバランスになります。
符号反転なし / カッコなし / 並び替えなし 4349通り
符号反転あり / カッコなし / 並び替えなし 5354通り
符号反転あり / カッコあり / 並び替えなし 6883通り
※リンク先は解答の一例を示したリストです。

並べ替えもありにすると10を作れる組み合わせがさらに増え、今度はゲーム性が損なわれます。程よい「”10が作れない”感」のバランスが崩れてしまうのです。
10を作れることがほぼ決まっている中で10になる式を考えるのではなく、10が作れない出題が適度にある中で10になる式を考えること。そして作れない出題に対して「これは10を作れないはず」と確信を持って解答できること。どちらもこのアプリの重要な要素であり、それを盛り込みたくて数字の並べ替えは無しにしました。
他に、ユーザーインターフェイス、操作性の問題もありました。これまた話すと長くなるのでやめておきます。アプリ内のヘルプ(「作者より」のページ)に簡単に書いたのでそちらを見てください。

ところで、このアプリは今とは違う形でリリースされる予定でした。それがお蔵入りしてしまい、長いことHDDに眠っていました。結構気に入っていたアプリだし、このまま日の目を見ないのももったいないので、見た目(画像)的なところを全部変更してリリースすることにしました。
それが2009年2月のこと。タイトル画面の切符の日付、この数日前に思い立ったのでした。
…でも今11月ですね。

(C) 純製ケータイアプリ 2007